黒字化達成支援システム
「現状把握」から「目標設定」まで黒字化への「高収益体質」を創出するツール
本システムは、専門知識不問で以下のような未来「計数」をワンクッリクで取得することができます。
●企業継続に必要な「必達付加価値額」⇒「売上高」の推計
●現状の「銀行借入限度額」の推計
●売上高増加による「増加運転資本」の推計
●昇給による「必要売上高」、「必要付加価値額」の推計
●人件費許容額(いくらまで昇給に耐えられるか)の推計
●設備投資による「借入金返済可能年数」のシュミュレーション
●経営改善計画における各事業年度の見積損益計算書、貸借対照表の作成
決算書分析(過去計数)においては、
●利益の増減要因分析、資金増減要因分析が簡潔に行えます。
よって、取引金融機関に対する、「決算説明」、融資申し込み時の「経営状況説明」、また中小機関支援機関の「経営力向上計画策定支援」、「経営サポート保証」等に有効です。
膨大かつ複雑な財務データを活用する側にとって専門的な会計知識不要で、明快かつ単純な数字に細分化し、目標、現状、問題(課題)の筋道を立てながら見える化できます。
精緻な従来の伝統的財務分析から導き出されたデータは、必ずしも改善に結び付きません。本システムはまず、「会社の数字」をざっくり(マクロ的に)掴み、実数を数桁の「計数」にまとめて問題(課題)を明確化し、解決策をシュミュレーションできます。会計の桁数の多い実際金額はほとんど必要としません。1.05とか0.95といった有効桁数2~3桁の数字(比率・倍率)を入力するだけで初期の目的を達成できます。その点、会計資料になじみにくい中・小企業経営者や技術系出身経営者の方々にはより有効であると思慮します。
「経営戦略」の損益・資金面評価以外にも、工数削減、稼働率や材料の歩留まり率の変動、内外作(プロセス・ミックス)の変更が原価や期間損益に与える影響をスピーディに測定評価できます。
「どうすれば利益ができるか」短・中・長期的な視点で簡潔にシュミュレーションできます。
従来の伝統的財務分析とは異なった方法論を提供しますので、経営者、経営管理者の方々は、もちろんのこと、特に日頃取引先企業の経営改善に尽力されている金融機関、中小企業支援機関、経営コンサルタント、商工会議所、商工会の経営指導員の方々に推奨します。
経営改善における「黒字化」の立案と検証に時間と手間をかけずに数多くの仮設の中から最適解を選択し、企業の振興と業務の効率化に役立ていただければ、これに過ぎたる喜びはありません。
どんな時代がこようとも、あなた自身やあなたの会社には生き抜いていただきたい、ゆえに「計数力」で問題解決策に筋道を立てて「仮説立案・検証」できる思考力で混沌とした環境を乗り切っていただきたい、このことがここ数年このシステム開発中にずっと心にあり続けた強い思いです。